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OPPOとシャオミ、相次いでクラウドサービスを「縮小」

OPPOやXiaomiなど中国メーカーのスマートフォンには、各社独自のクラウドサービスが搭載しており、ユーザーの利便性向上を図っています。

しかし上記2社が提供していたクラウドサービスが、ことし7月以降から相次いで縮小される傾向にあって、写真のバックアップ機能や有料プランの終了などが続いています。

 

XiaomiとOPPOが一部のサービス終了

まずサービスの縮小に動いたのはシャオミ社で、Xiaomi Cloudではこれまで、スマートフォンで撮影した写真をクラウド上に保存できるバックアップ機能を提供していました。

しかしことし7月31日をもって日本国内での写真バックアップ機能の提供を終了することとなりました。

シャオミは、今後写真のバックアップ機能は中国のみ提供していくとしており、中国国外でのサービス縮小に踏み切った形です。

シャオミはサービスを段階的に終了した 日本は「グループ3」に含まれる

時を同じくしてOPPOも同社が提供する「HeyTapクラウド」もサービスの縮小に踏み切っています。

HeyTapクラウドは昨年2月に有料化され、以降各種データを保存するには有料プランに加入して、クラウドストレージを拡張する必要がありました。

しかしことし7月18日で有料プランの提供自体が終了することとなり、有料化から1年ほどでクラウドサービスとしては重要な、容量の増設ができなくなってしまった形です。

当初HeyTapクラウドには無料で使うことができる5GBのストレージが存在していた時代もありましたが、数年で大きくサービスの利便性が低下してしまうこととなりました。

 

サービス自体は今後も存続

奇しくも7月にサービスの縮小が行われたXiaomi CloudとHeyTapクラウドですが、2つとも縮小後もサービス自体は継続して提供されます。

一方で今後もさらなるサービスの縮小が進められる可能性もあるため、これを機にグーグルなど他のクラウドサービスに移行するユーザーも出ているものと考えられます。

Xiaomi・OPPOにはGoogle系のアプリが標準搭載

OPPO・Xiaomiのスマートフォン・タブレットでは、Googleのクラウドサービスが標準で搭載されているため、必ずしもメーカーのクラウドサービスを利用する必要性はありません。

 

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情報元(Source) 1 : Xiaomi Cloud

情報元(Source) 2 : HeyTapクラウド 有料サービス購入受付終了のお知らせ(2023.07)|OPPO