OPPOスマートフォンで利用することができるオッポのクラウドサービス「HeyTap Cloud」のサービスが一部終了していたことが分かりました。
これまでクラウド上にデータを保存するにはクラウド用のストレージを購入する必要があったのですが、現在無料サービスのみの提供に切り替えられています。
今後ストレージの容量が不足しても増やすことができなくなった形で、OPPOスマホのバックアップにも影響が予想されます。
有料のクラウドストレージ 購入不可に
HeyTapクラウドにスマートフォンのデータ類を保存するには、クラウド上にスマホとは別に空き容量が必要で、これまで1ヶ月50GBから選択することができました。
空きストレージを購入することで、HeyTap Cloud上にOPPOスマホのバックアップをはじめとし、写真など各種データを保管することが可能でした。
しかし7月18日以降にHeyTapクラウドを開くと、有料サービスを終了したと表示されるようになっていて、新しくクラウドの容量を増設することができなくなっています。
これについて会社は利用者に不便をかけることに対して謝罪したうえで、今後については「お客様ご自身でデータのバックアップし、クラウドストレージをご活用いただきますようお願いいたします。」としています。
また無料で利用することのできるサービスについては、引き続き提供を続けていくということです。
HeyTap Cloudは、昨年1月に無料ストレージサービスを終了し有料化しましたが、1年8ヶ月ほどで有料サービスに幕を閉じることになりました。
容量超過でデータの同期などに影響
容量が増設できなくなったHeyTapCloud には、今後規定以上のデータを保存することができなくなります。
OPPOスマートフォンに日々蓄積していく写真などの各データはいずれHeyTap Cloudの上限に達することが予想され、容量超過となりデータの保存・同期の停止が懸念されます。
そのような状態になっても今後空きストレージを増設することはできないため、現在クラウドを利用しているユーザーは、ほかのクラウドサービスへの移行も視野にいれて検討したいところです。
OPPOスマートフォンではグーグルが提供している「Googleドライブ」を使うことが可能で、有料プランのGoogle Oneではストレージ容量の増設などにも対応しています。
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情報元(Source) 1 : HeyTap Cloud
情報元(Source) 2 : HeyTap Cloud 有料サービス終了のお知らせ