シャープは新型スマートフォン「AQUOS sense7」のSIMフリーモデルを投入することを発表しました。
OPPO Reno7 Aに近い価格帯の機種となっていて、すでにXiaomiなどライバル機種のあるReno7 Aに競争する相手が増えることになりそうです。
キャリア版に続きSIMフリーモデルが発売決定
シャープは16日、先月に発表したAQUOS sense7のSIMフリーモデルを発売することを明らかにしました。
携帯大手ではすでに販売が開始している製品で、楽天モバイルやNTTドコモなどで取り扱われています。
AQUOS sense7のカメラは同クラスのスマートフォンより大きいイメージセンサーを搭載しているのが特徴のモデルで、メインレンズは5030万画素を備えるなど写真撮影機能に焦点を当てています。
キャリアモデルからは遅れを取ることになりましたが、11月25日に晴れてSIMフリー版を発売されることとなります。
シャープによれば価格は販売事業者によって異なるということです。
キャリアモデルの値段設定から5万円前後の製品になると考えられますが、今後取り扱い事業者から正式な価格発表が待たれます。
AQUOS sense7、Reno7 Aと競争する製品に
AQUOS sense7はSIMフリーモデルでも5万円台前半の製品になる可能性があって、価格帯の近いOPPO Reno7 Aとはライバルに相当することになります。
まずスマホの中枢となるCPUはReno7 Aと同じ「Snapdragon 695 5G」を搭載していて、SIMフリー市場では同SoCを備えるReno7 Aの対抗モデルRedmi Note 11 Pro 5Gやmoto g52jとも競合関係となりそうです。
スペックを比べると、44,800円で販売されているOPPO Reno7 Aと比べ、5万円台の製品になる可能性のあるAQUOS sense7がリードする部分が多くあります。
例えばバッテリー容量はReno7 Aより多い4570mAhが搭載されており、1週間の電池持ちを謳っています。
またOPPO Reno7 Aは最大輝度が600nitであるため画面の明るさが暗いと一部の利用者から評されています。
対するAQUOS sense7のディスプレイは最大輝度1300nitとなっており、日光に当たる屋外でも高い視認性に期待が持てそうです。
一方で6.44インチのディスプレイ搭載するReno7 Aに対し、AQUOS sense7は6.1インチとやや小型です。また薄さは約7.6mmのReno7 Aより厚く8.0mmとなっています。
OPPO Reno7 Aのライバル製品続々と
OPPO Reno7 Aは発売前からRedmi Note 11 Pro 5Gなど、各社からライバルとなる製品がリリースされていました。
そのためOPPO Reno7 Aは販売開始直後からシャオミとモトローラがライバルとなりましたが、そこにシャープもAQUOS sense7で加わってきた形です。
OPPO Reno7 AとAQUOS sense7(SIMフリー版)の価格差は高くて1万円程度と思われますが、特徴のカメラ性能などの差に対して予算を足すことができるかが購入者を別けることになりそうです。
SIMフリー版AQUOS sense7は11月25日から発売される予定です。
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情報元(Source) : 5G対応SIMフリースマートフォン「AQUOS sense7」を発売|ニュースリリース:シャープ