今月11日からAndroidスマートフォンにマイナンバーカードの機能を搭載できるようになったことを受け、OPPO Japanがオッポ端末で利用する方法などを案内しています。
OPPOスマホでは、現在OPPO Reno5 AとOPPO Reno7 Aの2機種で「スマホ用電子証明書搭載サービス」を使うことが可能です。
対応機種や利用開始などを案内
オッポは、OPPO製品に関する使い方などを紹介している「OPPO Class」を更新し、スマホ用電子証明書搭載サービスの使い方や注意点を公開しました。
対応機種は「OPPO Reno7 A」と「OPPO Reno5 A」の2モデルとなっており、廉価機種のAシリーズなど、ほかの機種は非対応となります。
利用開始の流れも簡易的に説明されていて、対応モデルで『マイナポータル』アプリを起動し、画面の指示に従い進めることで登録することができるということです。
マイナポータルアプリはGoogle Playストアよりインストールする必要があり、またインストール済みの場合は、アプリを最新バージョンへアップデートするよう案内しています。
なお詳細な操作方法については、デジタル庁が公開している「マイナポータル操作マニュアル」を参照するよう呼びかけています。
登録時のかざし方に注意が必要
スマホ用電子証明書搭載サービス利用開始にあたって、マイナンバーカードをデバイスにかざす必要があります。
一方で、OPPOスマートフォンでは過去にうまく読み取れないという報告が相次ぎ、オッポが正しいかざし方を案内しています
OPPO Reno5 Aでは、カードを横向きにしデバイスの上端を合わせることで、読み取れるとしています。
OPPO Reno7 Aでは、カードを縦向きにし右端とデバイスの右端を合わせ、カードの下部を音量ダウンボタンの下端に合わせることで、読み取れるとしています。
紛失に備えた対策を
マイナンバーカードを持ち歩かなくとも、その機能をスマートフォンで使用できるようになりましたが、一方で紛失に備えた対策を行う必要があります。
まずはスマートフォンにロックをかけることで、第三者が容易に携帯電話を使用できないようにすることが可能です。
またOPPO Reno5 A / Reno7 Aは、いずれも指紋認証・顔認証に対応しているため、設定すれば、ロック解除をスムーズに行うことができます。
つぎにGoogleの「デバイスを探す」機能を有効にすることで、OPPOスマホをなくしても、追跡できるようにしくことも対策になります。
位置情報を確認できるほか、遠隔でスマートフォンにロックをかけたり、デバイスを初期化することも可能です。
なお紛失時は、マイナンバー総合フリーダイヤルに連絡し、スマホ用電子証明書を一時停止することが推奨されています。
スマホに搭載されたことにより、今後より利便性が高まることが期待されるマイナンバーですが、紛失や盗難を想定した利用者の対策も求められます。
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情報元(Source) 1 : スマホ用電子証明書搭載サービスを活用しよう!|OPPO Class #19
情報元(Source) 2 : OPPOスマートフォン マイナンバーカード読み取り位置|OPPO