先月に人気モデル「OPPO Reno A」の後を継ぐ機種として販売がスタートされた『OPPO Reno3 A』。
SIMフリースマートフォンでは採用するメーカーが少ないお日本向け機能であるサイフケータイなどを搭載する、日本向け仕様が実装された後継モデルとなっています。
このように日本特化モデルとなっているReno3 Aですが、発売後の売れ行きが良好であることを発売元のオッポジャパンが明かしました。
発表会にて経過報告
OPPO Reno3 Aの売れ行きについての情報は先週に催されたオッポジャパンの発表会の一幕でOPPO側から報告を行いました。
動画の8:00あたりからオッポジャパンの取締役を務められている河野氏がOPPO Renoシリーズについて語られています。
その中ではRenoの中でも人気な「Reno A」系統にも触れられました。
まず昨年10月に販売を開始した「OPPO Reno A」については、『日本のお客様のニーズを捉えた製品として大変高い評価を頂いた』としました。
ここで「日本のニーズ」とされているのは冒頭でも記述しておりますFeliCa(おサイフケータイ)や防水防塵と言った、日本で特に携帯電話に求められる事の多い要素を指しています。
そして日本市場で需要のある機能にしっかり対応した、OPPO Reno Aは非常に人気の高い機種となり、そのコスパの高さなどもヒットの要因になったのは記憶に新しい所です。
そしてReno Aの次に後継モデルとして販売した「OPPO Reno3 A」についても触れます。
Reno3 Aに関しては『OPPO Reno3 Aの売れ行きも大変好調です』と前作に相当するReno Aに続いて後継機種も好調なものであると明らかにしました。
この後継モデルでは惜しくもスペックダウンはしたものの、引き続きFeliCaと防水防塵性能は備えつつ、カメラ機能の強化や急速充電への対応が加えられており、今機種も悪いスタートではない様子が伺えます。
先代「OPPO Reno A」は現役引退間近か
このように前作に続く形で発売されたOPPO Reno3 Aはかなりいい調子であることが分かります。
そしてReno3 Aが売れる道・基盤を作り上げてきた先輩に当たる『OPPO Reno A』は後継機種の登場で前線から去る事になりますが、伴って販売の終了を正式に告知する通信事業者も現れています
【お知らせ】
— 【公式】エキサイトモバイル (@Excite_mobile) July 16, 2020
エキサイトモバイルではオッポ「OPPO Reno A」の販売を終了いたしました。多くのお客様にご購入いただきありがとうございました。
後継機種の「OPPO Reno3 A」にもご注目ください。https://t.co/KeQS6aBc2N
先代Reno Aを発売当初から取り扱ってきたMVNOサービス「エキサイトモバイル」販売を終えたことをSNSを通じて報告しました。
そして後継機種(Reno3 A)に注目くださいと、既にReno Aが旧機種になり世代交代の時を迎えたことも感じさせられます。
まとめ・雑感
Reno3 Aの発表当初は前作より一部の仕様がグレードダウンされ「買わない」「売れない」などといったネガティブな意見も見られていました。
しかし実際に発売を迎えて以降は悪くないスタートのようで、改めてReno3 Aが性能より機能面を重視するユーザーに向けて販売されているモデルにも感じました。
前作の大ヒットを超えるのはまだ難しいかもしれませんが、売れるなら先代以上の売上に期待したい所です。
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