OPPOは日本で2018年からスマートフォンを販売していますが、ことし発売された機種のラインナップはこれまでで最も少ないものとなりました。
多い年で7機種を発売していたオッポですが、2022年の新モデルは過去最小の2機種です。
ことしはOPPO Reno7 AとA77のみに留まる
OPPO Japanは2022年の夏と秋にスマートフォンを1機種ずつ、計2機種を発売しました。
Reno5 Aの後継機として6月にOPPO Reno7 A、A55s 5Gの後継機として10月にOPPO A77を新機種としてリリースしています。
この新モデルの数は、2019年の3機種を下回り過去最少となります。
一方で2021年は6月から7月にかけて▽OPPO Reno5 A、▽OPPO A54 5G、▽OPPO Find X3 Proを、11月にOPPO A55s 5Gを発売しています。
2021年は夏に発売された機種だけで、ことしの新機種の数を上回ります。
ことしのラインナップは去年とくらべ新機種の数は半減した形で、高性能が売りのFind Xシリーズは発売自体が見送られています。
オッポ新機種に慎重?シャオミは5機種出すなど攻勢強める
去年より新機種のラインナップを半分に減少させたOPPOの動向を見ると、ことしはスマートフォンの新モデル投入に慎重になっているように思えます。
ことしは世界的な半導体不足となり、こうした情勢的背景が新機種の展開に影響を及ぼした可能性も考えられます。
OPPOが新機種の数を半減させた一方、ライバルのXiaomiは新機種を矢継ぎに発売しており、オッポが2機種のみだったのに対し、シャオミは5機種を発売しており、積極的な姿勢を見せています。
半導体不足が続いていますが、来年はこれまでのように多彩なラインナップが再び展開されることに期待したいところです。
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