OPPOが今年6月に発売したスマートフォン『OPPO Reno5 A』においては、発売直後から複数の不具合が確認されていました。
一方で同月に発売した同じくOPPOの「OPPO A54 5G」は発売直後は目立った問題は見られなかったものの、先日行われたソフトウェア更新でReno5 Aだけでなく姉妹機のA54 5Gにも不具合が存在していたことが明らかになりました。
これまでReno5 Aでは複数の不具合が起きていた
まずこれまでにOPPO Reno5 Aで発覚した不具合は2つで、うち1つは一部のSIMフリーモデルにおけるeSIM問題です。
具体的にはeSIMを端末に登録する際に必要となる設定項目が表示されない不具合で、一部の取扱店では一時販売が取りやめになりました。
これに次いで同じく6月下旬にはワイモバイル版「OPPO Reno5 A」に配信されたアップデートの内容として記されていた内容から、端末が起動しなくなる可能性があったことも判明。
このように人気機種の反面で、OPPOとしては珍しく発売直後はソフトウェア的な問題が目立ったものでした。
OPPO A54 5Gでも不具合明らかに
一方でReno5 Aと同じく6月に発売された「OPPO A54 5G」は、販売開始直後にはReno5 Aのように不具合の目立った報告やメーカー・通信事業者側からの情報は見られませんでした。
ただ8月にau版・UQモバイル版OPPO A54 5Gに向けて配信されたソフトウェアアップデートおいて、通信ができなくなる問題が起きていた事が明らかになりました。
これにより今年発売されたばかりの最新のOPPOスマートフォン3機種のうち2機種で不具合が生じ、Reno5 Aに続いてA54 5Gまでも問題を一時抱えていた事が明らかになった格好です。
今年は問題目立つ?去年の「Reno3 A・A73」は発売直後に不具合なく
このようにして2021年発売のOPPO製スマートフォンは、お世辞にも問題が全く無いとは言えない状況にあります。
ただ2020年に発売され人気モデルとなり、Reno5 A・A54 5Gの先代とも言える「OPPO Reno3 A」「OPPO A73」は少なくとも、発売直後から同様の不具合が見られるようなことはありませんでした。


このため今年のOPPO Reno5 A・A54 5Gはより目立たつ印象を受けますね
一方で2021年になってから、これまで大きな問題が見られなかったReno3 Aおよび A73でも不具合が一時生じていたため、2021年以降不具合の事例が目立つようになっています。
www.oppo-lab.xyz不具合はつきものですが、特にReno5 Aは不具合が複数見られ、A54 5Gにも問題があったことが確認されている状況。より安定したソフトウェアの提供を願いたい所です。
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