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FaceIDが「マスク」に対応。OPPOの顔認証では既に実現済み

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顔認証「Face ID」を搭載するiPhoneでは、指紋認証機能は備わっておらず、マスクを装着している状態で顔認証による端末のロック解除は原則不可能だったのですが、ついにマスクを装着している状態でも利用できるようになります。

ただOPPO製スマートフォンでは既に対応しており、今からおよそ2年前にマスクを付けた状態で解除を実現しています。

 

Face IDがマスクを付けていても使えるように

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Face IDをマスクを装着している状態でも利用できるようになることが判明したのは、Appleが公開している「iOS 15.4」のベータ版のソフトウェアより明らかにされました。

OPPOを含むAndroidスマートフォンの多くは顔認証に加えて指紋認証も装備していることが一般的で、iOS搭載端末の弱点であると指摘されており、メーカー側による対応が待ち望まれていたところです。

既に複数の国内メディアが報じており、正式に公開されることになれば、ロックを解除するたびにマスクを外す・あるいはパスコードを入力する必要がなくなることを意味します。iPhone 12以降のシリーズで利用できるとのこと。

 

OPPOは2年前に実現、顔認証を調整しての対応

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顔認証をマスクでも対応可能にしたiOS、ただ一方でOPPO製スマートフォン(ColorOS)においては、2020年4月の時点で既に顔認証機能がマスク向けに最適化されていることが判明しています。

OPPO Japanによれば、マスクを装着する機会が増えていることから顔認証に調整を加えているといい、オッポは感染症の流行の比較的早い時期から顔認証のマスク問題に着手していた形です。

この調整を踏まえてか昨年11月には、iPhone同様顔認証オンリーで指紋認証に対応しないの「OPPO A55s 5G」が国内で発売されています。

なおiPhoneのFace IDは専用のセンサーを用いて認証を行っているセキュリティ性を重視したものとなっていて、そうした背景もあって対応するのに特段の時間を要したと思われます。

 

前述している通り、これまでAndroidスマートフォンでは、マスクを装着していても利用できる指紋認証対応機種では、その一点自体が感染症下での強みの1つとなっていました。

正式版のソフトウェアで使用感次第ではありますが、今回Face IDのアップグレードによって快適な利用が可能になると思われます。今後は比較してその利点は少し弱まることになるかもしれません。

 

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情報元(Source) : マスクはずさなくてもFace IDが突破可能に iOS15.4β版でApple Watchも不要に:CloseBox(1/3 ページ) - ITmedia NEWS