OPPOは現在発売している最新機種には、Android 11ベースの『ColorOS 11』を搭載しています。
昨年はColorOS 7(Android 10)を搭載するモデルが多数販売されましたが、ColorOS 11ではどのような進化を遂げているのか紹介します。
まず「新しいOS」となると、外観的な変化が予想されます。ただしColorOS 11は前バージョーンの『ColorOS 7』から、実は見た目はそこまで変化していません。 これはベースとなるAndroid 11でも同じで、Android 10から11には、そこまで大きな外観の変更はなされませんでした。 まずはインストールしているアプリがホーム画面です。 設定している壁紙を除き、アイコンのデザインやそれらの並びに大きな変化はありませんね。 設定画面もホーム画面と同じく殆ど見た目は一緒です。強いて言えば『機内モード』の項目が移動していたり、後述する『パーソナルカスタマイズ』の項目が追加されていたりはしますが、見た目はほぼ同じと言えるでしょう。 一方で通知(コントロール)センターには、ブラー(ぼかし)効果が加わり、異なる印象を受けますね。 一方で「天気アプリ」では見た目に大きめな変化がありました。ColorOS 11からはその現在の天気に沿ったアニメーションが再生されるようになりました。 例えば雨ならば、降水しているかのような視覚的な楽しみが追加されました。 このように一部の配置が変更されていたり、随所アニメーションに設定項目がプラスされているなど、若干の変化はあるものの、大きなUIのアップデートなどは行われておらず、見た目も使い方に大きな変化はないと言えます。 ただ変化が一見見られないのは外装だけ、ColorOS 11では、新しい機能やアプリが複数に渡って追加されています。 特にデザインを利用者がいじれるようになった所もあって、スマートフォンとしてはかなり自由度が向上している部分等もあって、OPPOのAndroid 11の新機能・アプリの一部を紹介します。 まずOPPOのAndroid 11の目玉機能は、先述したカスタマイズ性の向上で、新たに「パーソナルカスタマイズ」が新しく使えるようになりました。 「パーソナルカスタマイズ」ではスクリーンショットのように『アイコンスタイル』『アプリレイアウト』『カラー』『フォント』を変更することができます。 画像はカラーを画像中央のグリーンからピンク色に設定を変えた所で、これまで緑色固定だったボタンなどを好みに変更できます。 アイコンの形は勿論、通知ドロワーのスイッチボタンまで触ることができ、これまで以上に幅広いカスタマイズが可能となりました。 Android 10(ColorOS 7)でオッポのスマートフォンでも利用が可能になった、基本色が白色から黒色に変わるダークモード。 それがColorOS 11で更に進化を遂げで、ブラック色以外も選択することができるようになりました。 具体的にはColorOS 11からは従来の真っ黒な「ブラック」に加えて、「中程度」「グレー」といった異なる色合いにも設定ができるようになりました。 また壁紙やアイコンに対してもダークモードが適用できるようになっていて、よりこの機能使用時にデザインの統一性がでるものになりました。 上記の通り、ColorOS 11では「見た目」を主軸に機能が用意されています。 ただそれだけでなく実用的なモードも新たに取り込まれていて、『超省エネモード』という、5分の充電で90分間チャットが使用できる機能が加わりました。 このモードを有効にすると、使用できるアプリは6つに限定され、そして強制的にダークモードに切り替えられます。 また超省エネモード時はホーム画面の下にバッテリーの残り持続時間が表示されており、特に災害時には電池の温存に役立ちます。 これはOPPO Japan イチオシの機能なのですが、外国語の文面をスクリーンショットすることで、ColorOS 11ではGoogle Lensを用いた翻訳機能が利用できます。 コピー・ペーストも不要で、簡単に海外のアプリやWebページを訳すことが可能になります。 #ColorOS11 最新機能その② 😆 しかし実際のところは、カスタマイズ性が向上した他、バッテリーの持続時間を長期化させことができるようになったなど、デザインと機能の面で確実な進化を遂げています。 ちなみに現在ColorOS 11を利用できるのは「OPPO Reno3 A」「Reno3 5G」「Find X2 Pro」「Reno5 A」「A54 5G」「Find X3 Pro」の6機種となっていて、少しずつ日本でも使えるようになってきています。 かなりユーザーが自由にできるようになったオッポのAndroid 11、より多くの端末に提供されることが楽しみですね。 関連記事 : 性能アップ?OPPOのスマホで『仮想メモリ』を追加・設定する方法ColorOS 11では見た目的な変化は少ない
新機能やアプリなどはしっかり追加 カスタム性が強化される
パーソナルカスタマイズ
ダークモードの「色合い」が3色から選択可能に
「超省エネモード」で長時間使用可能に
OPPO公式イチオシ「スクリーンショットで翻訳」機能も追加
3本指でスクショから翻訳
ディスプレイを3本指で上からなぞるとスクリーンショットが撮れる便利ツールに翻訳機能が追加されました!
画像内の文字を特定してお好きな言語に翻訳します。 💬 pic.twitter.com/wuAs8cWOz9ColorOS 11が利用できる機種は現在「6機種」
OPPOのColorOS 11(Android 11)は、一見Android 10からさほど大きな変更は内容にも見えました。