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OPPO 「ColorOS 12」を日本でも配信開始

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OPPO Japanは「ColorOS 12」を、2022年1月24日から国内で販売されている一部機種に向けて配信を正式に開始しました。

既に海外ではColorOS 12が配信されている地域もあったのですが、ソフトウェアアップデートによって、ついに国内モデルのOPPOスマートフォンにも提供される運びになった形です。

 

ColorOS 12、日本でも利用可能に

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まず日本国内で購入できるOPPOスマートフォンにおいて、現時点でColorOS 12の利用が可能なのは『OPPO Find X3 Pro』のSIMフリーモデル(CPH2173)です。

Fnd X3 Proには2021年1月24日付けでColorOS 12の提供が開始されることになっており、日本で展開されている端末としては最速の配信となります。

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なおOPPOがグローバル向けに発表している情報によりますと、現時点で国内で販売されている機種としては、「OPPO Reno5 A」がColorOS 12の配信スケジュールに組み込まれていることが分かっています。

この背景を踏まえると、今後日本で売られている機種においてもFind X3 Proに留まらず対応端末は増えていくものとみられます。

 

ColorOS 11からデザインの変更

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OPPO Fnd X3 Proが発売時に搭載していたソフトウェアバージョンはColorOS 11でした。

前バージョンと比較しますと、最新のソフトウェアとなるColorOS 12においてはデザイン面での変更が目立つ印象を受けます。

まずはホーム画面のアプリケーションのアイコンは立体感のある奥行きを感じるデザインとなった一方で、通知センターなどColorOS 11から大きくは変わらなかった所も少なくは有りません。

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画像左手が新しいColorOS 12、右は旧バージョンとなったColorOS 11

また内蔵されているプリセット壁紙は数十種類が追加されており、選択肢の幅が大きく広がりました。「独創的な壁紙」では写真を元にしてアート調に仕上げられたオリジナル壁紙が作成が可能となりました。

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機能面では自分のアバターを作成できる「Omoji」機能が新たに追加されており、既に競合のAppleが実装しているミー文字に追従している形です。

なお保存したアバターは、常時表示ディスプレイなどで利用することが出来ます。

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Omoji(ColorOS 12)

 

ColorOS 12新機能など一覧

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ほかには触れているとアニメーション効果がこれまで以上に滑らかな動きを見せていて、操作していて視覚的効果も合わさってヌルヌルとした動作。操作性が向上したようにも感じます。

上述した変更点などを含めて、OPPOが詳細に記しているColorOS 12における新機能などは次のとおりです。

新デザイン
ColorOS 12 は、 Infinite Design (無限のデザイン性)を新たなレベルへと引き上げます。 ビジュアルノイズ低減を考慮し、 よりシンプルですっきりとした、 心地よい視覚体験とインタラクテ ティブ体験をもたらすよう、巧みに作られています。
・ビジュアルノイズ低減の原則に基づいてページレイアウトを改良し、 テキストやカラーの表示を最適化しており、 重要情報を目立たせます。

・新しい素材を使用してアプリアイコンのデザインを一新し、スペースの深みと広がり、 そして高い質感を備えたアイコンに仕上げています。

・Quantum アニメーションエンジンを最適化Quantum アニメーションエンジン3.0は、 アニメーションをより実物のように見 せる質量感を導入し、 300 以上のアニメーションを最適化して より自然なユーザーエクスペリエンスを提供します。

・常時表示ディスプレイを最適化自由に表現していただけるように、よりクリエイティブなコンテンツとカスタマイゼーションのオプションを提供します。

利便性と効率性
・Flex Drop がフレキシブルウィンドウに改称され、最適化

- フローティングウィンドウのサイズを切り替える方法を最適化します。
- マイファイルのファイルや写真アプリの写真を、フローティングウィンドウにドラッグできるようになります。

・メッセージアプリの会話のテキストをダブルタップすると、 テキストが拡大され、読みやすく編集もしやすくなります。

セキュリティとプライバシー

・プライバシー保護、 パスワード、 緊急通報などのすべてのプライバシー関連機能が、 フォンマネージャーに表示されるようになります。
・スパムブロックルールを最適化MMS メッセージをブロックするルールを追加しています。

パフォーマンス
・バッテリーの使用状況を表示するチャートを追加しています。

・Wi-Fi、Bluetooth、 機内モード、NFC のオン/オフの応答性を改善します。

ゲーム
・チームフライトのシーンでは、ゲームが安定したフレームレートでよりスムーズに動作するようになります。

・CPU の平均負荷を下げ、 バッテリーの消耗を抑えます。

カメラ
・メニューバーに表示されるカメラモードと、それらの表示順を決めることができるようになります。
・リアカメラで動画を撮影しているときに、 ズームスライダーをドラッグしてズームインまたはズームアウトできるようになります。

システム
・明るさの自動調整のアルゴリズムを最適化することで、 画面の明るさをさまざまなシーンに適応させ、 画面を快適に読み取れるようにします。
・ミスタッチ防止のアルゴリズムを最適化することで、 曲面デ ディスプレイでのミスタッチを減らします。

ユーザー補助
・ユーザー補助を最適化します。
- テキスト命令にビジュアルを追加して、 ユーザー補助機能を直観的に理解できるようにします。
- 機能のカテゴリーを、 視覚補助、 聴覚補助、 対話式コントロール、一般に分けて最適化します。

- TalkBackが、 写真、 端末、 メール、 カレンダーなど、より多くのシステムアプリに対応します。

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