4月に日本国内でも提供が開始されましたOPPOスマートフォンに搭載される最新の「ColorOS 7」。
期待の最新バージョンですが、一方「画面分割機能」へこれまでなかった制限が加わる、改悪されているポイントが見つかりました。
画面分割機能とは
今回取り上げる改悪ポイントは、異なる2つのアプリを並行して利用できる「画面分割機能」です。


このように上下に2つのアプリを起動させ、同時に利用することが可能です。
例えば上でYouTubeを閲覧しながらLINEなどでトークも楽しめる、Androidスマートフォンを選ぶ理由になる人さえもいる、定番の人気機能です。
ランチャーを変更すると使えなくなる
この便利な画面分割機能ですが、なんとホームアプリ(ランチャー)をOPPO純正から変更すると利用ができなくなります。


画像左はPlayストアからインストールしたホームアプリを設定した状態のOPPO、変更後は画面分割機能が強制的に無効化され、オンにすることができなくなります。
これはどのランチャーアプリを利用しても同様の仕組みが働くようで、変更すれば必ず使えなくなります。
前世代ColorOS 6では制限なし
一方前バージョンにあたる「ColorOS 6」では7と同様の現象は発生せず、ホームアプリを変更した状態でも画面分割機能を利用が可能です。




対処法
現状の対処方法としましては、ホームアプリをOPPO純正で利用する他ありません。
変更したランチャーアプリをアンインストール、もしくは以下の手順でホームアプリをデフォルトに戻すことが可能です。



① ホーム画面より「設定」アイコンをタップし、設定アプリを起動します。
② 「アプリ管理」を押してください。
③ 「デフォルトのアプリ」をタップします。


④ 「ホームアプリ」をタップします。
⑤ 『システムランチャー』を選択してください。
システムランチャーを選択後、自動的にホーム画面に戻ると共に「画面分割」機能も再度有効化されます。
嬉しいOPPOのAndroid 10ですが、Androidの魅力の1つであるランチャーアプリの変更によって、制限される機能が現れるのは正直歓迎しがたい所です。
ColorOS 7では従来のバージョンでの不満ポイントとしてあげられていた物が改善されていたりと、なかなか好感触でしたが、今回新たに発見して逆に不自由度を増してきたのは残念にも思います。
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