オッポは他社のスマートフォンから自社製端末へのデータ移行を補助するアプリ『OPPO Clone Phone』(クローンフォン)を配信しています。
一方でこのクローンフォンをダウンロード・インストールできない場合もあり、本記事ではOPPOへの乗り換えアプリ「Clone Phone」を導入する方法を解説します。
- Playストアからインストールできるか確認
- 「OPPO Clone Phone」の補助アプリをダウンロードする
- Android 7.1.2以前の端末で補助アプリを導入する
- Android 8.0以上の機種で補助アプリを導入する
- 支援アプリから「OPPO Clone Phone」をインストールする
- インストールしたデータ移行アプリ「Clone Phone」が起動すれば完了
Playストアからインストールできるか確認
まず前提としてOPPO製データ移行アプリ「Clone Phone」は現在Google Playストアにおいて配信中です。
OPPO Clone Phoneの対応OSはAndroid 4.4(KitKat)以上が対象とされていて、Android 4.4未満の端末の場合は別の移行手段を確保する必要があり、Playストアからは以下のリンクよりダウンロードすることが可能です。
一方で動作に必要な要件を揃えているのにも関わらず『お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません』と出てダウンロードできない場合や、Playストアで見つけることができない場合においては、アプリファイルを直接ダウンロードしインストールを行なう必要があります。
「OPPO Clone Phone」の補助アプリをダウンロードする
Playストアからダウンロードできない場合、まずOPPO Clone Phoneをインストールする前に、それを補助するオッポ純正の支援アプリを導入する必要があります。
その支援アプリケーションはOPPOが公式にアナウンスしているWebページ「https://i.clonephone.coloros.com/download」からダウンロードすることができ、アクセスしますと『保存しますか?』と端末側から尋ねられるのでダウンロードしてください。


Android 7.1.2以前の端末で補助アプリを導入する
Android 4.4 〜 7.1.2(Nougat)までのアンドロイドOSを搭載しているスマートフォン・タブレットで、上述のOPPO Clone Phoneの補助アプリをインストールする方法になります。
支援アプリのファイルをダウンロードした上で進め、またAndroid 8.0以降の端末の場合は別項の『Android 8.0以上の機種で補助アプリを導入する』をご覧ください。



① 移行元のAndroidスマートフォンで「設定」を開きます。
②「セキュリティ」をタップして下さい。
③ 「提供元不明のアプリ」を押します。


④ 「OK」を選択してください。
⑤ スイッチがオフからオンに切り替わっていればOKです。
※これらの設定画面での名称や表示は、スマートフォンの機種・メーカーによって異なる場合があります。
またデータ移行アプリのインストールが全て完了したらセキュリティの問題上、この項目は必ずオフに戻してください。



① 続いて移行元の端末から「ファイル」アプリを開きます。
またこの「ファイル」の名称は端末のメーカーや機種により異なります。
② 「Download」フォルダをタップして下さい。
③ 「PhoneCloneDownloader.apk」をタップします。



④ 「インストール」をタップして下さい。
インストール作業が開始されますが、機種によっては時間を要する場合があります。
⑤ インストールが完了したと表示されましたらホームボタンをタップします。
⑥ ホーム画面に「Clone Phone」アプリが追加されていれば完了です。
Android 8.0以上の機種で補助アプリを導入する
続いてAndroidOS 8.0以降のを搭載しているスマートフォン・タブレットで、上述のOPPO Clone Phoneの補助アプリをインストールする方法になります。
支援アプリのファイルをダウンロードした上で進めてください。



① 移行元となる端末からファイラーアプリを起動します。 (ファイルアプリの名称やアイコンは機種により差異があります)
② ファイルアプリから「Download」フォルダを開きます。
③ 『PhoneCloneDownloader.apk』をタップしてください。



④ すると不明なアプリをインストールできないとホップアップが表示されますので、右下にある「設定」を押します。
⑤ 『この提供元のアプリを許可』をタップし、有効にします。
⑥ オンに切り替えた後、前の画面に戻って再度『PhoneCloneDownloader.apk』を押し、「インストール」を選択してください。
支援アプリから「OPPO Clone Phone」をインストールする
上記のOPPO Clone Phoneアプリをインストールすることを補助するアプリを導入が完了しましたら、次は本題となる「OPPO Clone Phone」をインストールしていきます。



① インストール完了後、ホーム画面に戻りまして、『Clone Phone(電話のクローン化ダウンロード支援)』アプリを起動します。
② 起動後、端末へのアクセスへの権限の許可を求められるで、権限内容を確認の上、許容できれば全て『許可』を押します。(Android 5以前では表示されません)
③ 権限の許可後、自動でデータ移行アプリのダウンロードが始まります。



④ ダウンロードが完了すると、再度先程もあったように、インストールを一度拒否されますので、ホップアップ下の『設定』を押します。
⑤ Android 8以降ではインストールの許可を与える画面が移行するので「この提供元のアプリを許可」をオンにしてください。
⑥ 「インストール」をタップすればインストールが始まり、無事終了すれば完了です。
尚ここはAndroid 7以前の場合ですと、さきほどの「提供元不明アプリのインストール」をオンにしていれば、⑥の「インストールをしますか?」と表示されますので、押せばそのままインストールが行われます。
インストールしたデータ移行アプリ「Clone Phone」が起動すれば完了
補助アプリでの作業が完了し、「データ移行」アプリがインストールされましたら、最後に正常に起動するか確認してください。


上記のスクリーンショットのように無事問題なくアプリが立ち上がればOKです。
またこのデータ移行アプリの本体の使い方・手引につきましては別記事で取り上げておりますので、OPPO Clone Phoneを用いいてデータ移行される時に合わせてご覧ください。
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