3メガバンクのひとつ「みずほ銀行」が、OPPOなど一部のAndroidスマートフォンにおいて不具合が発生していると、公式ホームページなどで明らかにしました。
対象となるモデルはOPPO Reno5とGalaxy A53 5Gで、この2機種のスマホでは、スマホアプリから口座開設する場合などに必要となる本人確認書類の撮影で不具合が生じるということです。
みずほ銀行 OPPO端末など不具合を掲載
みずほ銀行は、スマホから口座を開設する際などに、利用者が提出する必要のある本人確認書類の撮影が、一部のAndroidスマートフォンで正常に行えないことを明らかにしました。
対象の端末はオッポ製のOPPO Reno5 Aと、サムスン電子のGalaxy A53 5Gです。
ホームページには「Reno 5」と記載されていますが、これは国内で販売されているOPPO Reno5 Aを指しているとみられます。


これによりスマートフォン上からの新規口座の開設と登録情報の変更の申込みができないとしています。
銀行は、代わりに新規の口座開設には「インターネットで口座開設」、住所の変更は「みずほダイレクト」、電話番号を変更したい場合は店舗で申し込むよう呼びかけています。
OPPO Reno5 Aで不具合発生を確認
実際にOPPO Reno5 Aで新しく口座を開設する手続きを試したところ、本人確認書類を読み込めないことを確認しました。
読み込みを試したのは個人番号カード(マイナンバーカード)です。
撮影自体はできるものの、その後「個人番号の読み取りができませんでした。お手数ですがもう一度お試しください。」と表示され、十分な明るさがある環境で複数回試行したものの、エラー表示が消えることはありませんでした。
他の端末(Galaxy S23)で検証したところ、問題なく本人確認書類を読み込むことができています。
原因については言及されていませんが、特定の機種でのみ発生している状況を踏まえると、アプリが端末(Galaxy A53 5G・OPPO Reno5 A)に最適化されていない可能性などが推測されます。
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情報元(Source) : 口座開設 | みずほ銀行