OPPOスマートフォンにはメモアプリが搭載されており、どの機種でもグーグル製の「Google Keep メモ」が標準で内蔵されています。
しかし先日OPPO端末にソフトウェアアップデートをインストールしたところ、Google Keepとは別物のメモアプリが追加されました。
新しいメモアプリがインストールされる
筆者が利用しているOPPO Find X3 Proに、先日ソフトウェアアップデート(バージョン : F.80)が配信され、デバイスにインストールを行いました。
ソフト更新が完了し端末が再起動したあと、ホーム画面を確認すると「メモ」という名称のアプリが新たに追加されていました。



アプリを開いたところ、至って他社の製品にも見られるような普通のアプリで、タスク管理機能なども備えられていました。
確認したところ、このアプリはOPPO純正のアプリであると見られ、HeyTapアカウント(旧OPPO ID)で、メモ内容をクラウド上に保存することが可能となっています。
一方でアップデートの案内には、メモアプリが追加されるとは示されておらず、サイレント追加された形です。
Google Keepとは別物
新たに追加されたメモアプリですが、OPPO純正アプリであり、すでに内蔵されている「Google Keep メモ」とは別物の存在です。
Keep メモとは使い勝手が大きく異なるものとなっており、Google Keepは対応するデバイスであれば機種を問わず利用できるのに対し、新たに追加されたアプリはOPPOデバイス間のみでしか使うことが出来ません。
このためすでにデータがGoogle Keep メモに保存されている場合は、現状グーグルから移行する必要性は高くありません。
アンインストールも可能
OPPO純正アプリにはアンインストールできないアプリが多いですが、新たに追加されたメモアプリは利用者の判断で削除することが出来ます。
すでにGoogle Keepなど別のメモアプリを利用している場合は、アプリの役割が被ることとなるため、不要であれば削除してもデバイスに支障はありません。
一方で純正アプリの強みもあって、ColorOS 13以降を搭載する機種ではホーム画面に専用のウィジェットを配置することが出来ます。


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