OPPO Reno5 Aは、オッポが日本のみで販売する国内限定モデルのスマートフォンですが、昨年11月ごろから、隣国中国の通販サイトで非正規販売が確認されるようになりました。
中国サイトからロシアやブラジルに流出したReno5 Aですが、さらに各地に出回っており、バングラデッシュにある現地の携帯電話販売店で取り扱われていることが分かりました。
バングラデッシュ携帯ショップにReno5 Aの姿
スマートフォンに関する動画を投稿している、海外のYoutubeチャンネル「Sabbir Explore」(登録者39.1万人)で、日本限定製品であるはずのOPPO Reno5 Aを、バングラデッシュの携帯ショップで紹介する動画が公開されています。
撮影されたのは、バングラデシュの大型ショッピングモール内に店舗を構える、現地の携帯電話ショップです。
動画では、店の従業員とみられる男性が、複数のOPPO Reno5 Aを並べ、その1つを開封し、動作を確認していく様子が映されています。
店の中とみられる男性の背景には、OPPOやXiaomiといった主要海外メーカーの製品が並んでおり、そのなかに日本限定モデルのReno5 Aが混じる構図となっています。
また動画や概要欄には、店の電話番号が記載されており、バングラデシュの地でOPPO Reno5 Aが非正規であるものの、商品として取り扱われていることが伺えます。
売られているのはワイモバイル版と見られる
動画のなかでは、OPPO Reno5 Aが紹介されていますが、写り込んだ情報から、このバングラデッシュに渡ったReno5 Aは、ワイモバイルモデルであることが確認できます。
まずホーム画面が映し出されたシーンでは、「Yahoo!」や「PayPay」など、Y!mobile版スマホに標準搭載されている、見慣れたアプリが並んでいます。
また端末情報を開くシーンでは、デバイスの種別を表すモデル番号の部分に、「A101OP」と表示されています。
これはeSIM非対応版のワイモバイル版OPPO Reno5 Aの型番です。
また奇しくも中国Aliexpressで販売されていたOPPO Reno5 Aもワイモバイル版の製品でした。
世界各地にReno5 A出回る形に
OPPOは世界各地でスマートフォンを販売していますが、Reno5 Aは日本人の利用を想定して開発された端末です。
そのような背景を持つスマホが、中国通販サイトAliexpressを通じて、ロシアやブラジルで出回り始め、ついには現地の携帯電話ショップにて取り扱われることとなりました。
AliexpressのReno5 Aは、昨年11月2日時点で860回以上の注文されており、特定の国でしか販売されていない機種としては、一定の注目を集めていました。
一方でなぜOPPO Reno5 Aが、各国に広がっているのかは明らかではありません。
また日本限定モデルであるため、現地の購入者が故障などで修理を必要とする場合、正規のサポートを受けられない可能性が考えられます。
オッポはバングラデッシュ市場にも進出していますが、現地法人のサポートがないリスクがあっても、Reno5 Aは仕入れる・購入する魅力のある機種なのかもしれません。
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情報元(Source) 1 : Oppo Reno5 A 5G 🔥 Reno5 A 5G Price In Bangladesh📱Reno5 A 5G Unboxing📱 Sabbir Explore - YouTube
情報元(Source) 2 : Aliexpress
情報元(Source) 3 : OPPO Mobile for Smartphones & Accessories | OPPO Bangladesh