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OPPOを「危機」に追い詰めていた『おサイフ対応スマホ』

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OPPO Japanは現在日本市場おいて4位のシェアを得るなど、FeliCaや防水防塵機能に対応して日本人のニーズに答えた機種を手掛けるメーカーとして定評を得ています。

しかし今ほどの存在感を醸し出すより以前、かつてオッポが販売した日本ユーザー向けの端末の販売によって、経営状況を悪化させることに繋がるOPPOスマホがあったことが明かされています。

 

OPPO Japan自体に影響を与えてしまったスマホ

その経営をも傾けた機種は、オッポが初めておサイフケータイと防水防塵機能を持たせた「R15 Pro」、現在発売中の「OPPO Reno5 A」などヒット作であるReno Aシリーズの原型にもなったといえる機種です。

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この端末の発売によって経営の傾きが現れたことが、OPPO Japan(オウガ・ジャパン)専務取締役の河野謙三氏が、ITmedia Monileのインタビュー内で語られています。

「R15 Pro」では、おサイフケータイと防水をつけ、これがニーズだと思い発売しましたが、値段が7万円とSIMフリーのスマートフォンとしては高く、これもまた売れませんでした。

ここでOPPO Japan(現オウガ・ジャパン)は経営危機を迎えます。このままだと、日本市場から撤退になってしまう。

引用元 : ITmedia Mobile

厳密にはR15 Proより前に発売した「OPPO R11s」が好調な売れ行きではないことにことも要因の1つです。

ただそこに新たに初のFeliCa&防水を備えた、OPPO渾身の1台であったであろう「R15 Proが想定より売れないことで、採算が取れず経営状況を圧迫させてしまったとみられ、会社としても大きな衝撃があった事がわかります。

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この機種には力が入っていた様子「日本の皆さまにご満足頂けるスマホとは何か。この機能に込められています。」

 

売り上げ不調「OPPO R15 Pro」に足りなかったものは?

一方で現在OPPOの日本での主力となっているスマートフォンは、そのOPPO R15 Proと同じくおサイフケータイと防水防塵機能を抑えたOPPO Reno Aシリーズです。

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ヒットしたReno Aに対して、同じ機能を搭載したOPPO R15 Proには何が必要であったのか。

河野謙三氏は「ニーズを捉えていないのか」と自問自答し、失敗を踏まえてReno Aでは端末の薄型軽量と価格の引き下げを行ったといいます。

真のニーズを捉えていないのではないかと自問自答した結果生まれたのが、Reno Aでした。防水におサイフケータイをつけ、なおかつ本体が薄くて軽い。価格も破格で、税別で3万6800円に設定しました。

引用元 : オウガ・ジャパン河野氏に聞くOPPOの日本戦略 “惨敗”からSIMフリーAndroidでトップに上り詰めた要因は?:SIMロックフリースマホメーカーに聞く(1/3 ページ) - ITmedia Mobile

まず価格が大きな障壁であったのは確か。日本におけるSIMフリー端末では基本的に低価格端末が売れ筋である傾向で、定価7万円のSIMフリースマホは人気モデルになり得ません。

他にもテレビCMを放映したのもReno Aからで、このようにして必要とされる機能をただ乗せるだけに留まらない新たな戦略をOPPOが実践した事が分かります。

 

「R15 Pro」過去が生かされているのがReno A

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その激動を引き起こしかねたOPPO R15 Proのリリースから約1年後、この機種から学んだことを活かした『OPPO Reno A』が発売されます。

R15 Proは商業的には良好な成績は残せなかったようですが、2018年当時おサイフケータイと防水防塵機能かつSIMフリーである条件を満たした端末は数少なく、その点は海外メーカーのOPPOから出たことはむしろ評価されていました。

その評価された点をそのままで、大きく改善を加えたOPPO Reno Aシリーズが新たに作られたと言えるのではないでしょうか。

河野氏は初代Reno Aには、0.1円レベルでの価格引き下げに取り組んだと同インタビューで話されており、いま人気シリーズの最新作「OPPO Reno5 A」は、上述したOPPO R15 Proでの苦かった背景があってこその機種と言えるでしょう。

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危機的な失敗の経験から生まれたであろうReno Aシリーズの最新作『Reno5 A』

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オウガ・ジャパン河野氏に聞くOPPOの日本戦略 “惨敗”からSIMフリーAndroidでトップに上り詰めた要因は?:SIMロックフリースマホメーカーに聞く(1/3 ページ) - ITmedia Mobile