近年のスマートフォンは大画面化が進んでおり、ディスプレイの巨大化に伴い、現在内カメラ確保の為に画面上部に切り込みを入れた、通称「ノッチ」を取り入れたいる機種が大多数を締めています。
そしてOPPOやファーウェイなどの一部のメーカーは、このノッチが占領するスペースを縮小させるに当たって「水滴型ノッチ」を搭載したモデルを発売しているのですが、今回は一般的な通常型ノッチと水滴型を比較し、違いをご紹介します。
水滴型とは?
まずなぜ「水滴型」なのかですが、OPPOは「大自然から着想を得たデザイン」と謳い、まるで水滴が垂れているような形状であることを由来としています。
デザインを比較
続いては見た目、デザインを比較します。
まずは通常型のノッチ、切り込み内に通話スピーカーと内カメラが格納されている為、機種にもよりますが、基本的にスペースをとりがちな印象です。
このノッチは「iPhone」(アップル)や「arrows」(富士通)シリーズなどの一部のモデルで採用されています。
続いては今回の主役である水滴型ノッチです。
先程の通常型と比較すれば水滴型の方が纏まった印象を持ち、占有するスペースは内カメラ分のみ、通話スピーカーはその上に備わっています。
この水滴型ノッチはOPPOやファーウェイなどAndroidスマートフォンで最近搭載するモデルが増加しています。
実用上での比較
続いては実際にスマートフォンとして使う上での比較。
機能性に違いはなく、正直画面上部に佇んている存在なので、大きな違いは普段感じることは殆ど無いように思いましたが、横画面表示にすると差が現れます。
まずは通常型ノッチ端末でアプリを起動し、横画面表示にした様子です。
機種やアプリによっては水滴型・通常型に関わらず、ご覧のように表示が見切れてしまう場合があり、通常型では結構広い範囲が途切れてしまいました。
続いては水滴型ノッチ、こちらも見切れてしまってる表示が見られますが、隠る範囲は比較すると非常に狭く、比較して見やすく感じるのは水滴型です。


動画再生は水滴型有利
上記に関連しますが、動画の再生において水滴型の方が見やすく感じます。
まずは通常型ノッチ搭載端末でYouTubeの動画をフルスクリーンで表示した様子。
続いては水滴型ノッチ搭載端末でYouTubeの動画をフルスクリーンで表示した様子。


アプリを横画面表示したときと同様ですが、やはり通常型の方が見切れてしまう領域は広くなってしまいます。
フルスクリーンにしなければさほどの差は感じませんが、動画視聴の際は水滴型ノッチの方が専有するスペースも小さく、見やすいと実感しました。
まとめ・雑感
機能性の違いは無く、あくまで視覚的な違いの2種類のノッチ。
大画面を活かす点においては水滴型ノッチのほうがやや広く画面を活かる所はありますが、正直そこまで大きな違いはなく、個人的に言えばどちらも使う上ではそれほど気になりませんでした。
Androidスマホにおいては既に水滴型ノッチも過去の物になり、次はパンチホールタイプが主流となりつつありますが、少しでも参考になりましたら幸いです。
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