オッポジャパンは今月「OPPO A5 2020」をAndroid 10をベースとするColorOS 7.1へアップデートを実装しました。
期待の最新OSで、嬉しくなる所ですが、一方で実際に利用していく上で気づいた所もありましたのでご紹介します。
- ColorOS 7にアップデートされたA5 2020
- 動作は以前よりサクサクに
- カメラは広角撮影が切り替えやすく
- フリーズする場面が増えた?
- Simeji for OPPOは引き続き搭載
- まとめ「全体的にはアップデート価値あり」
ColorOS 7にアップデートされたA5 2020
まず先日行われたアップデートについいてですが、冒頭にも記述している通りOPPO A5 2020向けにAndroid 10が配信されました。
これは同機としては初となるメジャーアップデートとなります。


動作は以前よりサクサクに
まずアップデート直後に気づいたのは体感差ではありますが、レスポンスがColorOS 6(Android 9)と状態より確実の向上している所です。
以前までは特にアプリを開いた時や、タスク画面に移行するときなどに、アニメーション中にカクつきが見られたりしていましたが、ColorOS 7.1ではOPPO A5 2020でも結構サクサク動くようになった印象です。
カメラは広角撮影が切り替えやすく
またカメラアプリにも改善点が見られました。
OPPO A5 2020には機種の特徴にもされている広角レンズが備わっており、より広く風景を収める事が可能です。
しかしAndroid 9時では、広角切り替えボタンが画面上部に分離されており少々使い勝手は悪く感じていました。
ただAndroid 10にアップデート後はズーム・倍率変更スイッチの横に配備されるようになり、ワンタップは必要ですが、画面下半分で広角切り替えと撮影が完結できるようになったのは嬉しいポイントに思います。


フリーズする場面が増えた?
続いてはマイナス点になりますが、まずはフリーズする場面が増えたように感じています。
特にアプリからWebページを開いた際に発生する事例が多く、まれに普通にアプリを起動し使っている状況でも固まることが。
フリーズした場合にはしばらくして動き出すときと、全く無反応の時があり、その場合には再起動は免れません。
Simeji for OPPOは引き続き搭載
またColorOS 6.0.1から採用された独自のキーボードアプリ『Simeji for OPPO』ですが、ColorOS 7.1でも続投されています。


実は新製品の「OPPO Reno3 A」(Android 10)ではその悪評からでしょうか、廃止されてしまっているのですが、同じAndroid 10になったA5 2020では引き続き使うことができます。
ただ周知の通り、仕上がりは高いとは言えず、SImeji for OPPOに不満がある方は以降も別途「Gboard」等のキーボードアプリに導入・切り替える必要があります。
まとめ「全体的にはアップデート価値あり」
フリーズが起きるケースがやや増えたのは気がかりではありますが、そのほかを除けば全体的には価値のあるアップデートに思います。
今回はA5 2020特有の点を取り上げましたが、ColorOS 7では「ダークモード」等より多くの機能が盛り込まれている他、デザインも一新されており、もっともエントリークラスの機種であるA5 2020で最新のAndroid 10を使えること自体がメリットになるでしょう。
固まる現象も毎回必ず起こるものではなく、その都度対処すればいいと割り切れば案外快適に使えます。
今回紹介した「OPPO A5 2020」のAndroid 10アップデートは、SIMフリーモデルでは現在提供中。
そして「UQモバイル」や「楽天モバイル」など一部販路で販売されている製品に関しては「後日改めて知らせる」としています。
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