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偽物のOPPOスマホ、アマゾンで9,000円で販売される

Amazon.co.jpで、OPPOのスマートフォンを模倣した偽物の製品が販売されています。

価格は約9,000円と非常に低価格ですが、搭載していないチップを搭載していると記載しており、デバイス性能を偽るなどスペック詐称も見られます。

 

9,000円の偽物OPPOがAmazonに

2月11日6時現在、Amazon.co.jpで「Reno 8 Pro」という製品名のスマートフォンが、約8,000円から9,700円程度で販売されています。

同名の製品としてオッポには海外向けモデル「OPPO Reno 8 Pro」が存在しており、オッポとは書いていないものの、端末の名称やデザインからオッポのReno 8 Proを模倣していると思われます。

OPPO Reno 8 Pro

またデザインの模倣だけでなく、この端末の背面にはオッポが独自開発した写真などの画質を向上させる「MariSilicon」が搭載していると記されています。

MariSiliconは一部のOPPO製品に限って搭載されているもので、この記載は詐称です。

ほかMariSiliconを搭載しているOPPO Reno 8 Proの価格は日本円にして約9万円からであり、偽物との価格差はおよそ10倍です。

「Powerd by MariSilicon」詐称と見られる

 

4Gすら非対応など 性能は遠く及ばず

Amazon.co.jpの販売ページには、Reno 8 Proのスペックが掲載されていますが、性能はいずれも本物には遠く及ばないものとなっています。

まずOPPO Reno8 Proは最新の通信規格「5G」に対応していますが、偽物は5Gはおろか4Gにも非対応で、3Gまでしか利用することが出来ません。

またCPUには「MTK6889」というMediaTek社製SoCを採用していると明記しているものの、MTK6889自体実際には存在しないCPUです。

ほか同じ商品ページ内でも、デバイスのスペックについて説明が異なっている部分がいくつか見られます。

たとえば製品画像では7000mAhの大容量バッテリーを搭載していると謳いますが、6800mAhや2900mAhなど、商品ページ内で情報が錯綜しています。

どの情報が正解なのかすら分からないところですが、1万円を切っている点や3Gまでしか対応していないことから、実態はかなり性能の低いスマートフォンであることが推測されます。

バッテリーやメモリに関する表記がまとまっていない

 

予算足せば正規品にも手が届く

9,000円で買えるOPPO Reno 8 Proの偽物ですが、本物は10倍の値段がする高性能モデルです。

一方で低価格モデルであれば、偽物の値段に少し上乗せすることで、大手メーカー製の正規品の端末を購入することが出来ます。

メルカリなどフリマアプリでは、型落ちモデルにはなるものの、OPPO A73など正規品のオッポスマホが1万円前後で購入可能です。

現在同じアマゾン販売されている機種で、Xiaomiの最新最安モデルは「Redmi Note 11」模倣元のOPPOでは「OPPO A77」が、それぞれ24,800円から販売しています

このように価格を重視する場合でも模造品ではなくとも正規品を入手することが十分可能です。

もっとも偽物スマホは製造元すら不明であるため、さまざまなリスクがつきまとう恐れがあるため、メーカー正規品を選ぶようにしたいところです。

 

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情報元(Source) : Amazon.co.jp