OPPO Japan(オウガ・ジャパン)は2020年中に国内で計4機種のスマートフォンを発売しました。
いずれも発売時は「Android 10」を搭載するモデルでしたが、それら4機種全てのモデルで最新のColorOS 11(Android 11)へアップデートが利用できるようになりました。
2021年3月より配信開始「Reno3 A」からアップデートが始まる
まずOPPO Japanが、国内発売モデルむけにAndroid 11の提供を開始したのは、2021年3月に遡ります。
3月下旬にワイモバイル版のOPPO Reno3 AにColorOS 11へのソフトウェアアップデートがアナウンス。後日それに続きSIMフリーモデルでも更新が行われました。
このOPPO Reno3 Aへの配信後には、3月・4月中までに2020年発売の3機種にメジャーアップデートが実施。
「OPPO Find X2 Pro」「OPPO Reno3 5G」などのキャリアモデルのオッポ製品にもAndroid 11が利用可能となり、着々とAndroid 11が提供されていました。
4機種目となる「OPPO A73」も遂にAndroid 11へ
2021年4月を最後ににソフトバンクモデル「OPPO Reno3 5G」へColorOS 11が配信されてからは、しばらくメジャーアップデートは行われませんでした。
そして3ヶ月後となる2021年7月27日に、遂に残る1機種であったOPPO A73にもAndroid 11へのOSアップグレードが開始されました。
OPPO A73は2020年最後に日本で発売されたオッポ製スマートフォンで、Reno3 AやFind X2 Proの発売は夏頃であったのに対し、A73は11月と年末前に展開されました。
そのため、アップデート配信の時期に差異があったのでしょう。これにより発売時Android 10を搭載していたOPPO端末全てにAndroid 11が行き渡りました。
OSアップデートも手厚い印象になってきたOPPO
OPPO Japanはこれまでに、OSのアップグレードは「特例的」であるとしてきて、原則として実施しない方針を見せてきました。
現に2018年2月に発売された中価格帯モデル「OPPO R11s」は、現在に至るまでAndroid 7(ColorOS 3.2)のままです。
ただその特例としてきたOSのメジャーアップデートが、次々に日本国内で発売された端末にも提供されているのは、ソフトウェア更新の面でかなり手厚くサポートされるようになったと実感させられる所。
このOPPO A73へのOSアップデートも「特例」なのかもしれませんが、利用者としてはより長期的な利用が見込めるようになる所。
今後もこうしたメジャーアップデートが行われてくことを願いたいですね。
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Source1 : OPPO A73のソフトウェアアップデートのお知らせ | オウガ・ジャパン