最新機種「OPPO Reno3 A」においては、先代機種であるOPPO Reno Aからいくつかの点において機能の向上や強化が行われました。
その改善点はカメラ性能やバッテリーなど多岐にわたりますが、注目されていない改善ポイントとして、実は人気機能の『おサイフケータイ(FeliCa)の位置』にも変更が加えられています。
FeliCaの位置が中央から上部へ
初代OPPO Reno AとReno3 Aのおサイフケータイの位置は両機種ともに、端末の背面に備えられています。
同じスマートフォンの裏側ですが、具体的に異なるのは位置の高さです。


まずOPPO Reno Aでは端末背面の中央辺りに置かれています。
その一方で後継機種Reno3 Aでは端末背面の上部にあるカメラレンズの横付近に移動しており、初代からは位置が移動したことが分かります。
位置の変更により使い勝手が向上へ
地味な変化と捉えられるおサイフケータイの位置変更ですが、実はこれは多くのユーザーにとっては改善ポイントになるでしょう。
まず初代OPPO Reno Aでは端末の中央にFeliCaがあり、その影響で手で持っている時にはおサイフケータイ部分が塞がってしまい決済の支障になる為、その都度持ち直す必要がありました。
一方でOPPO Reno3 Aでは端末上部に位置している為、基本的に手で塞がることはなく、決済時にも持ち直す必要がなくなりました。
この為、先代と比べると持ったままスムーズにかざすことが可能に、同じFeliCa対応機でもその使いやすさは進化するものとなりました。
ちなみにOPPO以外のおサイフケータイ対応機種においても端末上部に配置されている機種も多く、iPhoneに至ってはFeliCaは必ず上側に備えられています。


OPPO Reno3 Aの隠れた進化ポイントに


OPPO Reno3 Aにおいてはカメラ機能や大容量バッテリーが注目されており、目玉でありつつ隠れた存在だったFeliCa。
あまり着眼されていない所ですが、Reno Aシリーズを購入する利用者の多くはおサイフケータイ機能を必要として買われていると予想されますので、ユーザーにとっては小さいながらも日常的な動作が快適になる改善点となっています。
初代OPPO Reno Aからは性能が下がったと批判される事もあるOPPO Reno3 Aですが、改めて機能面や使い勝手の側面ではしっかり強化・改善されているモデルであると感じる所です。
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