Xiaomi Japanは16日に新製品のスマートフォン「Redmi 12C」を発表しましたが、主流のType-Cではなく、Micro USBを搭載していることが分かりました。
スマートフォンおよびタブレットではType-Cがすでに主流となっている中で、機種の評価をも別けることになりそうです。
ひと昔前のMicro USB搭載
Micro USBは2017年ごろまでスマートフォンやタブレットなど、様々な機器の充電端子として幅広く活用されていた古い規格です。
しかし2023年前に多くのメーカーは現在主流となっているType-Cへの切り替えており、シャオミもこれまで国内で発売したスマホももれなくType-Cを搭載していました。
そうした流れの中で、先日発表のRedmi 12Cは一昔前の技術を採用した形となります。
機種の評価大きく分ける可能性
Redmi 12Cの価格は23,800円となっていて、昨年2月から販売しているRedmi
Note 11との価格差はわずか1,000円です。
しかし1年前のRedmi Note 11のほうがスペックや機能で勝っている部分も多く、解像度やリフレッシュレート、最大33Wの急速充電対応など、新機種12Cが劣る部分も少なくありません。
またさらに2年前に発売された1万円台後半のRedmi 9Tとも互角とは言えません。
すでに同じシャオミから1,000円違いでTyoe-Cかつ上位仕様のデバイスが購入できるなか、Micor USBという旧規格の採用はRedmi 12Cの評価を分ける要素の1つとなることも予想されます。
OPPOなど他社 すでにType-Cで統一
今回Type-Cポート非搭載のRedmi 12Cをリリースするに至ったシャオミですが、日本で売られるスマホとしては異例です。
競合他社に当たるOPPOなどの他メーカーはすでにMicro USB搭載デバイスを販売していません。
昨年Micro USB搭載端末を発売した有名メーカーとしてはファーウェイのMate Pad T8 LTE(タブレット)などがありますが、かなり少数な事例です。
機種の弱みとなりそうな一方で、充電器を変えたくないといった層や、充電端子のことを機種の選定理由にしていない層もいると思われ、どのようなニーズを汲めるのかが注目されます。
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情報元(Source) : Redmi 12C - Xiaomi Japan | Mi.com